当社にお寄せいただく、ご質問を掲載しております。
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雷・落雷について
- 雷は夏だけではなく冬も発生するのですか？
- 一般的に太平洋側では7月～9月に落雷が集中しますが、日本海側では10月～3月の冬季に落雷が発生することが多くあります。
これは「冬季雷」と呼ばれており、冬季雷は夏の雷の100倍以上のエネルギーを持つとも言われています。
- 避雷針では雷対策にならないのですか？
- 避雷針は直撃雷から建物や人を保護するためのものであり、建物の中にある電子機器を保護することはできません。
建物内にある電子機器を雷から守るためには避雷器が必要となります。
誘導雷（雷サージ）被害について
- 雷の被害に遭いやすい機器は何ですか？
- 雷の侵入経路が2つ以上ある機器が、被害に遭いやすいと言えます。
例えば電話機、FAX、インターネットなどの通信機器です。屋外にある太陽光発電なども被害に遭いやすいと言えます。
- 雷はどこから侵入するのですか？
- 雷の侵入経路は、主に5か所と考えられています。
１．避雷針への落雷による侵入
２．電源線からの侵入
３．通信線からの侵入
４．アース線からの侵入
５．遠方の落雷による侵入
被害を防ぐには、侵入経路にSPDを設置する必要があります。
落雷対策の種類について
- 避雷針はすべての建物に設置する必要がありますか？
- 地上20m以上の建物や、危険物を取り扱う建物への設置が義務付けられています。（建築基準法第33条より）
それに当てはまらない一般の建物への設置義務はありません。
- 避雷針を設置していても被害が発生することはありますか？
- 避雷針への落雷により、雷電流の一部が建物内にも侵入する場合があります。
それにより建物内にあるコンピュータや電話機などの電子機器が破壊されるという被害が発生することがあります。
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